さくらですお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
結婚12年目に夫が不倫、すぐに離婚が決断できず再構築するも6年後に離婚。夫の不倫から再構築、慰謝料請求、離婚を決断するまでのこころの変化など、とんでもないことが起こり続けた6年間の軌跡を辿るブログです。
さくら:30代後半、フルタイム勤務
夫 :40代前半、自己愛の塊、モラ・他責傾向
子 供 : 2歳、小1の姉妹
夫が「離婚しよう」と言ってから2カ月
「心からの手紙」を渡してから3週間
私は意を決して夫に「少し話したい」と言った
子どもを寝かせた後、私はソファで待っていたが、
夫は(いつもは絶対しないのに)テーブルを片づけてみたり、椅子を直してみたり、
異様にそわそわそわそわしていた
ようやくソファの近くに夫が来たので私は、
「手紙は私の決意を書いたもので、すぐに答えがほしいというものではないよ。
私はあなたと一緒に未来を歩いていきたいと思っている。
今あなたはどう考えているの?」
と、自分の気持ちを伝えながら聞いてみた
夫は、また
「分からない、分からない」
と頭を抱えていた
「離婚、したいの?」
と聞いてみたが、
「分からない。離婚するのがさくらのためなんじゃないかとも思う。
俺はさくらを幸せにできないんじゃないかと思う
俺は結婚していい人間じゃなかった
本当の俺を知ったら、さくらは俺を嫌いになる。俺は最低な人間だ・・・・」
と言った
心臓が大きく跳ねる音がした
「本当の俺ってどういう意味?浮気・・・しているの?
他に好きな人がいるの?」
「違う!そんなわけない!!!」
家では眠れているし、きっかけを探しているんだと思っていた
夫はまだ自分を責めている
全然、前進なんてしていなかった
「さくらにはもっとイイ男がいると思う。俺じゃさくらを幸せにできない。
こんな俺なんてもう見限っていい・・・」
離婚したいけど、言い出せないでいるんだと思った
私が、ここまで夫を追い詰めてしまったんだ
心からの手紙で追い詰めてしまったんだ
苦しくて苦しくて、仕方なかった
++
まさかこの時すでに不倫していたなん私は思いもしなかった
そわそわしていたのは不倫がバレて問い詰められると思ったから
不倫がバレての話し合いじゃないと分かって、安心した
自虐的になることで不倫をごまかそうとした
心からの手紙は、こんなに思ってもらえる人間じゃないのに、と思って逃げた
と後に夫から聞いた
私はこの話し合いの時も、手紙を放置された時も、ものすごく傷ついて、ものすごい不安に襲われた
不倫がバレないために、妻を傷つける
自分が逃げるために妻を傷つける
本当に本当に最低の行為
私はこんな風に蔑ろにされていい人間ではない
こんなに傷つけられていい理由はない
今の精神状態ならそう思えるけど、不倫という想定外の衝撃を受けた時は、
全くそうは考えられず、私にも非があったのかもしれないと考えた
今まさにサレ側で悩んでいる方、
私のように自分を責めないでください
相手は自虐的になることで自分を守っているんです
その自己保身の身勝手な自虐に、あなたは傷つけられている
自分を責める必要はない
あなたはこんな風に傷つけられていい存在ではないはずです